JIPFLは、その目的「どうしたら日本人の外国語が『しなやか』になるのか。この命題に真剣に取り組み、社会に対して適切なソリューションを提供すること。」を達成するため、以下の活動を行っていきます。その結果、これからのグローバル社会に貢献していきます。
企業の研修担当者様向け語学研修構築ノウハウのコンサルティングを無料にて行います。JIPFLが提案する方法であれば、企業が完全に成果をコントロールすることができる研修メニューの構築が可能となることについてご納得いただけるはずです。また、その構築手法をその理論とともに研修担当者様にご理解いただくことで、語学研修策定のノウハウとしてその企業様の内部に蓄積していただくことができます。
日本名:コミュニケーションツールとしての英語能力調査試験
英名:Survey of English As a Communication Tool
略称:SEACT テスト
スピーキング力の測定に特化し、一対一の面接に1時間というまとまった時間を使用します。このことにより、面接試験に特有の緊張や試験へのなれなどに左右されない、本当の意味での英語の実用能力を測定する試験の創設を目指します。
このようなマンパワーを前面に出さざるを得ない試験の運営には、コストと客観性の問題が生じます。
その解決方法として・・・
① 受講者のレベルにより試験官の条件を変更すること
② スカイプを利用すること
とします。
「具体的には、第一段階においてノンネイティヴの試験官(圧倒的多数)が、遠隔地よりネットを通じて実際の面接を担当することとし、コストパフォーマンスを最大限に引き出します。なお、この面接はすべて録画記録されます。第二段階に進むことができた場合には、ネイティヴ試験官が、その録画記録を精査することで、より高いレベルの評価を行うという形をとります。その上で、客観性と公平性を担保するために、ノンネイティヴ(一部日本人も含む)・ネイティヴの研修および試験官資格の授与を徹底的に管理します。
SEACTテストは、9項目という多岐にわたるスピーキング能力をたっぷりと時間をかけて評価するため、その結果得られる分析データは大変有意義なものとなるはずです。従いまして、そのデータを一時的な評価だけにとどめてしまうのは非常にもったいないと考えます。
このデータを基に受験者個人はもちろんのこと、企業全体としての社員の英語研修をよりキメ細かく実施するための指針として利用することをお勧めいたします。これにより、手探り状態だった英語研修を非常に効率的、かつ効果的なものとすることができます。
SEACTテストのようなスピーキング力の数値化という難題に正面から取り組む試験がこれまで実現できなかった理由として、「公正性」と「費用対効果」の問題があげられます。この問題の解決方法のひとつとして、ノンネイティヴの優秀な人材を多数、活用する予定です。しかしながら、その実用性に反して多くの日本人は、受け入れがたい感情を有していると考えられます。いわゆる「ネイティヴ至上主義」というものです。
しかし、まさにこの感情自体が、日本人の英語がいつまでたっても「しなやか」にならない源泉であるとも考えています。英語を決して到達できない「ネイティヴだけの言葉」としてではなく、単なるコミュニケーションツールとしての「国際語」として気負わずに受け入れられる健康的な態度を日本人の皆さんに身に着けていただくこと。この試験の普及活動がすなわち、啓蒙活動にもつながると考えております。そのことを理解していただくために、種々様々な活動を行ってまいります。